MySQL/Ruby
[English]
これは MySQL の Ruby API です。MySQL の C API とほぼ同等の機能があります。
ダウンロード
必要なもの
- MySQL 5.0.67
- Ruby 1.8.7, 1.9.1
これら以外でも make できるかもしれませんが、確認してません。
ライセンス
このプログラムは Ruby ライセンス に従います。
インストール
次を実行してください。
% ruby extconf.rb
または
% ruby extconf.rb --with-mysql-dir=/usr/local/mysql
または
% ruby extconf.rb --with-mysql-config
それから
% make
extconf.rb には次のオプションを指定できます。
- --with-mysql-include=dir
-
MySQL のへッダファイルの場所として /usr/local/include の代わりのディレクトリを指定します。
- --with-mysql-lib=dir
-
MySQL のライブラリの場所として /usr/local/lib の代わりのディレクトリを指定します。
- --with-mysql-dir=dir
- --with-mysql-include=dir/include, --with-mysql-lib=dir/lib と同じです。
- --with-mysql-config[=/path/to/mysql_config]
- mysql_config コマンドの結果からコンパイルパラメータを得ます。
次で簡単なテストができます。
% ruby ./test.rb -- [hostname [user [passwd [dbname [port [socket [flag]]]]]]]
test.rb に与える引数は Mysql.real_connect() の引数と同じです。
問題なければ、スーパーユーザでインストールしてください。
# make install
注意
テスト時にライブラリ libmysqlclient が見つからないというエラーが出る場合は、make 時にライブラリの場所を指定する必要があります。次のようにして make してみてください。
% env LD_RUN_PATH=libmysqlclient.soの場所 make
test.rb は Linux 上での動作しか確認していません。
他のプラットフォームではエラーが出るかもしれません。
使い方
メソッド名は C API の関数から mysql_ 接頭辞を除いたものと同じです。メソッドの使用方法も基本的に対応する C API 関数と同様ですので、詳細は MySQL のマニュアルを見てください。
メソッド中でエラーが発生した場合は Mysql::Error 例外が発生します。
特に意味のある値を返さない関数は self を返します。
Mysql クラス
MySQL を操作するためのクラスです。
クラスメソッド
- init()
-
Mysql クラスオブジェクトを返します。mysqld に接続はしません。
Mysql#options() が必要な場合は、これを呼んだ後に行ないます。
- real_connect(host=nil, user=nil, passwd=nil, db=nil, port=nil, sock=nil, flag=nil)
- connect(host=nil, user=nil, passwd=nil, db=nil, port=nil, sock=nil, flag=nil)
- new(host=nil, user=nil, passwd=nil, db=nil, port=nil, sock=nil, flag=nil)
-
mysqld に接続し、Mysql クラスオブジェクトを返します。
flag の定数は C API のものと同じです。
例) Mysql::CLIENT_FOUND_ROWS
- escape_string(str)
- quote(str)
-
insert, update 用に文字列をクオートします。
- get_client_info()
- client_info()
-
クライアントバージョン情報の文字列を返します。
- get_client_version()
- client_version()
-
クライアントバージョン情報を数値で返します。
- debug(str)
-
C API mysql_debug() と同じ。
オブジェクトメソッド
- options(opt, val=nil)
-
C API の mysql_options() と同じです。
opt に指定する定数は C API から MYSQL_ 接頭辞を取り除いたものです。
例) Mysql::OPT_CONNECT_TIMEOUT
- real_connect(host=nil, user=nil, passwd=nil, db=nil, port=nil, sock=nil, flag=nil)
- connect(host=nil, user=nil, passwd=nil, db=nil, port=nil, sock=nil, flag=nil)
-
Mysql.real_connect() と同じです。Mysql.init() で生成したオブジェクトをサーバに接続するために使用します。
- affected_rows()
-
影響された行数を返します。
- autocommit(mode)
-
autocommit モードを mode に設定します。mode が nil, false, 0 の時はオフ、それ以外の場合はオンです。
- change_user(user=nil, passwd=nil, db=nil)
-
接続ユーザを変更します。
- character_set_name()
-
現在の文字セットを返します。
- close()
-
接続を切断します。
- commit()
-
トランザクションをコミットします。
- create_db(db)
-
データベースを作成します。
- drop_db(db)
-
データベースを破棄します。
- dump_debug_info()
-
C API mysql_dump_debug_info() と同じ。
- errno()
-
エラー番号を返します。
- error()
-
エラーメッセージを返します。
- escape_string(str)
- quote(str)
-
insert, update 用に文字列をクオートします。
C API の mysql_real_escape_string() と同じ。
- field_count()
-
最後に実行されたクエリの項目数を返します。
- get_client_info()
- client_info()
-
クライアントバージョン情報の文字列を返します。
- get_client_version()
- client_version()
-
クライアントバージョン情報を数値で返します。
- get_host_info()
- host_info()
-
接続情報を文字列で返します。
- get_proto_info()
- proto_info()
-
接続プロトコルバージョンを数値で返します。
- get_server_info()
- server_info()
-
サーバのバージョン情報を文字列で返します。
- get_server_version()
- server_version()
-
サーバのバージョン情報を数値で返します。
- info()
-
直前のクエリの情報を文字列で返します。特に情報がなければ nil が返ります。
- insert_id()
-
最後に生成された AUTO_INCREMENT 項目の値を返します。
- kill(id)
-
id で指定したスレッドを殺します。
- list_dbs(db=nil)
-
データベースの一覧を配列で返します。
- list_fields(table, field=nil)
-
テーブル内の項目情報の一覧を示す Mysql::Result クラスオブジェクトを返します。
- list_processes()
-
サーバ上の現在のスレッドの一覧を示す Mysql::Result クラスオブジェクトを返します。
- list_tables(table=nil)
-
テーブルの一覧を配列で返します。
- more_results?()
-
取得していないクエリ結果がある場合は真を返します。
- next_result()
-
取得していないクエリ結果がある場合は真を返します。
この後に store_result() を実行するとクエリ結果を取得できます。
- ping()
-
サーバが生きているかどうかをチェックします。
- prepare(q)
-
クエリをサーバに送ります。この時点ではまだ実行されません。
Mysql::Stmt クラスオブジェクトを返します。
Mysql#stmt_init.prepare(q) と同じです。
- query(q)
- real_query(q)
-
クエリを実行します。
クエリが結果を返す場合、自動的に store_result() も実行して、Mysql::Result クラスオブジェクトを返します。
query_with_result に false が設定されていれば、store_result() は実行しません。
- query(q) {|res| ...}
- real_query(q) {|res| ...}
-
クエリを実行します。
クエリが結果を返す場合、Mysql::Result オブジェクトを引数としてブロックを実行します。
ブロック終了時に Mysql::Result オブジェクトは解放されます。
マルチステートメントモードで、引数に「;」で区切られた複数のクエリを指定した場合は、クエリの数だけブロックを繰り返します。
MySQL/Ruby 2.8 からは、自動的にマルチステートメントモードにはならなくなりました。
Mysql.connect の flag に Mysql::CLIENT_MULTI_STATEMENTS を指定するか、Mysql#set_server_option(Mysql::OPTION_MULTI_STATEMENTS_ON) を実行してください。
- refresh(r)
-
サーバのログやキャッシュ等をフラッシュします。
- reload()
-
アクセス権テーブルを再読み込みします。
- rollback()
-
トランザクションをロールバックします。
- select_db(db)
-
データベースを選択します。
- set_server_option(opt)
-
引数で指定したオプションをサーバに設定します。
引数には、Mysql::OPTION_MULTI_STATEMENTS_ON, Mysql::OPTION_MULTI_STATEMENTS_OFF が指定できます。
- shutdown()
-
サーバを停止します。
- ssl_set(key=nil, cert=nil, ca=nil, capath=nil, cipher=nil)
-
SSL接続を使用します。Mysql.init() 後、Mysql#connect() 前に行なう必要があります。
- stat()
-
サーバの状態を文字列で返します。
- stmt_init()
-
Mysql::Stmt クラスオブジェクトを返します。
- store_result()
-
クエリの結果の Mysql::Result クラスオブジェクトを返します。
- thread_id()
-
現在の接続のスレッドIDを返します。
- use_result()
-
クエリの結果の Mysql::Result クラスオブジェクトを返します。
- warning_count()
-
直前のクエリの警告数を返します。
オブジェクト変数
- query_with_result
-
true に設定すると query() 時に store_result() も実行して、Mysql::Result クラスオブジェクトを返します。
false に設定するとその動作は行われません。デフォルトは true です。
- reconnect
-
true に設定すると MySQL サーバとの接続が切れたときに自動的に再接続します。
デフォルトは false です。
Mysql::Result クラス
クエリ結果のクラスです。
オブジェクトメソッド
- free()
-
結果テーブル用メモリを解放します。
- data_seek(offset)
-
現在の行の位置を offset 番目の行にします。
- fetch_field()
-
現在の項目の Mysql::Field クラスオブジェクトを返します。
次に呼ばれた時は次の項目を返します。
- fetch_fields()
-
項目全体を表す Mysql::Field クラスオブジェクトの配列を返します。
- fetch_field_direct(fieldnr)
-
fieldnr 番目の項目の Mysql::Field クラスオブジェクトを返します。
- fetch_lengths()
-
現在の行の各項目値の長さの配列を返します。
- fetch_row()
-
検索結果の1行を返します。次に呼ばれた時は次の行を返します。
戻り値は項目値の配列です。
- fetch_hash(with_table=false)
-
検索結果の1行を返します。次に呼ばれた時は次の行を返します。
戻り値は項目名をキーとした項目値のハッシュです。
with_table が true の場合はキーにテーブル名も付加され、"テーブル名.項目名" という形式のキーになります。
- field_seek(offset)
-
現在の項目位置を offset 番目の項目にします。
- field_tell()
-
現在の項目の位置を返します。
- num_fields()
-
項目数を返します。
- num_rows()
-
検索件数を返します。
- row_seek(offset)
-
現在の行の位置を設定します。
offset は内部表現で row_tell() が返した Mysql::RowOffset クラスオブジェクトです。
- row_tell()
-
現在の行の位置を Mysql::RowOffset クラスオブジェクトで返します。
イテレータ
- each() {|x| 〜}
-
検索結果の各行ごとに {〜} を繰り返します。x は項目値の配列です。
- each_hash(with_table=false) {|x| 〜}
-
検索結果の各行ごとに {〜} を繰り返します。
x は項目名をキーとした項目値のハッシュです。
with_table が true の場合はキーにテーブル名も付加され、"テーブル名.項目名" という形式のキーになります。
Mysql::Field クラス
項目の詳細を表すクラスです。C API と異なり、オブジェクトは Mysql::Result とは独立して存在するので、Mysql::Result クラスオブジェクトが解放された後でも利用できます。が、そのため C API よりもメモリを使用します。
オブジェクト変数(読み出しのみ)
- name
- 項目名
- table
- テーブル名
- def
- デフォルト値
- type
- 項目の型
- length
- 項目の長さ
- max_length
- 検索結果中の項目値の最大長
- flags
- フラグ
- decimals
- 小数部桁数
type に対応する定数は C API のものから FIELD_ 接頭辞を除いたものです。
例) Mysql::Field::TYPE_STRING
flag に対応する定数は C API のものと同じです。
例) Mysql::Field::BLOB_FLAG
オブジェクトメソッド
- hash()
-
上記の変数名をキーとするハッシュを返します。
例) obj.name == obj.hash['name']
- is_not_null?()
-
フィールドが "NOT NULL" と定義されていれば真を返します。
- is_num?()
-
フィールドが数値の場合は真を返します。
- is_pri_key?()
-
フィールドがプライマリキーの場合は真を返します。
- inspect()
-
文字列 "#<Mysql::Field:項目名>" を返します。
Mysql::Stmt クラス
MySQL でプリペアドステートメントを扱うためのクラスです。
使用例:
my = Mysql.new(hostname, username, password, databasename)
st = my.prepare("insert into tblname (col1,col2,col3) values (?,?,?)")
st.execute("abc",123,Time.now)
st.prepare("select col1,col2,col3 from tblname")
st.execute
st.fetch # => ["abc", 123, #<Mysql::Time:2005-07-24 23:52:55>]
st.close
オブジェクトメソッド
- affected_rows()
-
影響された行数を返します。
- bind_result(class, ...)
-
結果を返すクエリの場合に、取り出される値のクラスを指定します。
指定できるクラスは、Numeric, Integer, Fixnum, Float, Mysql::Time です。
nil を指定すると、自動判別します。
bind_result を実行しない場合は自動判別します。
- close()
-
Mysql::Stmt オブジェクトを解放します。
- data_seek(offset)
-
次に fetch() で取り出される行を offset 番目の行にします。
offset は 0 から始まります。
- execute(arg, ...)
-
prepare() したクエリにパラメータを与えて実行します。
- fetch()
-
execute() で実行したクエリの結果の値を配列で取り出します。
値を返さないクエリの場合や、最後まで取り出した場合は nil を返します。
配列の各要素は MySQL の型に応じて次のようになります。
MySQLの型 | Rubyのクラス
|
---|
TINYINT, SMALLINT, MEDIUMINT, YEAR | Fixnum
|
INT, BIGINT | FixnumまたはBignum
|
FLOAT, DOUBLE | Float
|
DECIMAL | String
|
DATE, DATETIME, TIMESTAMP, TIME | Mysql::Time
|
CHAR, VARCHAR, BINARY, VARBINARY, TINYBLOB, TINYTEXT, TINYBLOB, TINYTEXT, MEDIUMBLOB, MEDIUMTEXT, LONGBLOB, LONGTEXT, ENUM, SET, BIT | String
|
NULL | NilClass
|
- field_count()
-
prepare したクエリが返す結果のフィールド数を返します。
- free_result()
-
検索結果を解放します。
- insert_id()
-
生成された AUTO_INCREMENT 項目の値を返します。
- num_rows()
-
検索結果の行数を返します。
- param_count()
-
prepare() したクエリのパラメータ「?」の数を返します。
- prepare(q)
-
クエリをサーバに送ります。この時点ではまだ実行されません。
execute() で実行されます。
- result_metadata()
-
prepare() したクエリの返される結果のフィールドを Mysql::Result クラスオブジェクトで返します。
- row_seek(offset)
-
次に fetch() で取り出される行を offset の位置にします。
data_seek と異なり offset は row_tell() で返される Mysql::RowOffset クラスオブジェクトです。
- row_tell()
-
現在の行の位置を Mysql::RowOffset クラスオブジェクトで返します。
- sqlstate()
-
エラーコードを SQLSTATE 文字列で返します。
イテレータ
- each() {|x| 〜}
-
検索結果の各行ごとに {〜} を繰り返します。
x は fetch() で返されるものと同じ配列です。
Mysql::Time クラス
Mysql::Stmt で使われる日時を表すためのクラスです。
クラスメソッド
- new(year=0,month=0,day=0,hour=0,minute=0,second=0,neg=false,second_part=0)
-
Mysql::Timeクラスを作成します。
オブジェクト変数
- year
-
年
- month
-
月
- day
-
日
- hour
-
時
- minute
-
分
- second
-
秒
- neg
-
時刻が正の場合は false, 負の場合は true
- second_part
-
秒の小数点以下。未使用
Mysql::Error クラス
MySQL のエラーを表わすクラスです。
MySQL のエラーが発生した場合に例外として生成されます。
オブジェクト変数(読み出しのみ)
- error
- エラーメッセージ
- errno
- エラー番号
errno に対応する定数は C API のものと同じです。
例) Mysql::Error::CR_UNKNOWN_HOST
履歴
- 2010-02-11
-
version 2.8.2
- Fix: Mysql#insert_id が 2**32 以上の時に不正な値を返す。
- 2009-02-01
-
version 2.8.1
- 2008-09-29
-
version 2.8
version 2.7.7
- MySQLへの接続時に SIGVTALRM で EINTR になることがある問題を修正 ([ruby-dev:31842])
- MySQL/Ruby 2.7.* が Ruby 1.8.5 でコンパイルできなかった。
- 2008-06-20
-
version 2.8pre4
- エラー定義ファイルを外だし。その他。[ruby-dev:35152]
- 2008-06-17
-
version 2.8pre3
version 2.7.6
- 64bit 環境で Mysql::Stmt#execute で大きな数値(2**30 以上)でエラーになる問題を修正。
- 2008-03-08
-
version 2.8pre2
version 2.7.5
- 64bit 環境で Mysql::Stmt#fetch で数値が壊れる問題を修正。
- 2007-12-26
-
version 2.8pre1
- Ruby 1.9.0 対応
- Incompat: Mysql::Result#each_hash が行毎にカラム名文字列を生成するのではなく、共有するようにした。
- Incompat: ブロックつき Mysql#query で自動的にマルチステートメントモードにならないようにした。
- 2007-08-22
-
version 2.7.4
- BUG: Mysql::Stmt#execute がメモリリークしていた。
- 2006-12-20
-
version 2.7.3
- BUG: ブロックつき Mysql#query が、最後のクエリがエラーの場合に停止してしまう。
- 2006-10-28
-
version 2.7.2
- BUG: 結果を返さないクエリで Mysql::Stmt#result_metadata が nil を変えすようにした (Thanks to Hidetoshi)
- BUG: Mysql#close で mysql_errno を見ないように変更
- BUG: ブロックつき Mysql#query で複数ステートメント時にエラーを無視していた。
- extconf.rb の Visual C++ 対応 (Thanks to Shugo Maeda)
- BIT型に対応
- Mysql::Field に TYPE_BIT, TYPE_NEWDECIMAL 追加
- 2006-06-04
-
version 2.7.1
- free() を xfree() に変更。Windows でのクラッシュの回避のため。(Tobias Grimm に感謝)
- 2005-08-22
-
version 2.7
- Mysql#options用定数追加。Mysql::OPT_GUESS_CONNECTION, Mysql::OPT_USE_EMBEDDED_CONNECTION, Mysql::OPT_USE_REMOTE_CONNECTION, Mysql::SET_CLIENT_IP
- test.rb: 4.0.x, 5.0.x 対応
- 2005-08-16
-
version 2.7-beta3
- Mysql::Stmt#bind_result 追加
- 2005-08-02
-
version 2.7-beta2
- BUG: mysql.c.in: fetch_hash: 値が nil の要素がハッシュに含まれない。(Stefan Kaes に感謝)
- 定数 Mysql::VERSION 追加
- Mysql#prepare 追加
- 2005-07-24
-
version 2.7-beta
- Mysql#stmt_init 追加
- Mysql::Stmt, Mysql::Time, Mysql::RowOffset クラス追加
- Mysql::Error#sqlstate 追加
- Mysql::Result#row_seek,row_tell が扱う offset 値を Mysql::RowOffset オブジェクトに変更
- 2005-07-31
-
version 2.6.3
- 2005-07-26
-
version 2.6.2
- BUG: mysql.c.in: fetch_hash: 値が nil の要素がハッシュに含まれない。(Stefan Kaes に感謝)
- 2005-06-28
-
version 2.6.1
- mysql.c.in: MacOSX でのコンパイルエラーを修正。
- 2005-04-25
-
version 2.6
- Mysql#option() 用の定数追加
Mysql::OPT_PROTOCOL, Mysql::OPT_READ_TIMEOUT,
Mysql::OPT_WRITE_TIMEOUT, Mysql::SET_CHARSET_DIR,
Mysql::SET_CHARSET_NAME, Mysql::SHARED_MEMORY_BASE_NAME,
Mysql::SECURE_AUTH
- Mysql#more_results?(), Mysql#next_result(),
Mysql#set_server_option(), Mysql#sqlstate() 追加
- Mysql#connect() のフラグ用定数追加
Mysql::CLIENT_MULTI_STATEMENTS, Mysql::CLIENT_MULTI_RESULTS
- Mysql#set_server_option() 用の定数追加
Mysql::OPTION_MULTI_STATEMENTS_ON,
Mysql::OPTION_MULTI_STATEMENTS_OFF
- ブロック付き Mysql#query()
- Mysql#reconnect(), Mysql#reconnect=() 追加
- MySQL との接続が切れたときに、デフォルトでは再接続しないようにした。
- 2005-02-12
-
version 2.5.2
- BUG: Mysql#connect で接続すると接続が切断されない。(Andres Salomon に感謝)
- 2004-09-20
-
version 2.5.1
- 2004-08-31
-
version 2.5
- MySQL 4.1.x 対応
- MysqlRes, MysqlField, MysqlError を Mysql::Result, Mysql::Field,
Mysql::Error に変更。
- Mysql.client_version(), Mysql.get_client_version(),
Mysql#client_version(), Mysql#get_client_version(),
Mysql#server_version(), Mysql#get_server_version(),
Mysql#warning_count(), Mysql#commit(), Mysql#rollback(),
Mysql#autocommit() 追加。
- Mysql::Field#is_not_null?(), Mysql::Field#is_pri_key?(),
Mysql::Field#is_num?() 追加。
- MysqlField::TYPE_VAR_STRING 追加。
- 2003-08-10
-
version 2.4.5
- extconf.rb: MySQL 4.1 対応。
- mysql.c.in: Ruby 1.8 対応。
- 2003-02-23
-
version 2.4.4a
- extconf.rb の Ruby 1.8.0 対応。
- 2003-01-29
-
version 2.4.4
- Mysql::OPT_LOCAL_INFILE を追加。
- extconf.rb に --with-mysql-config オプションを追加
- extconf.rb 時に主なライブラリを自動検出するようにした。
- 2003-01-05
-
version 2.4.3c
- 英語の README の改版。Paul DuBois に感謝。
- 2002-12-24
-
version 2.4.3b
- extconf.rb の Ruby 1.6.8 対応。
- 2002-11-07
-
version 2.4.3a
- 2002-09-10
-
version 2.4.3
- ER_ で始まるエラー定数にも対応した。
- errmsg.h と mysqld_error.h から自動的にエラー定数を取得するようにした。
- 2002-01-07
-
version 2.4.2
- MySQL 4.0 対応。
- uint を unsigned int に変更(mswin対応)。
- 2001-12-02
-
version 2.4.1
- 不要な extern を削除(Cygiwn対応)。
- extconf.rb のオプションを変更。
- 2001-10-12
-
version 2.4.0
- Ruby 1.7 に対応。
- Mysql::debug(), Mysql#change_user(), Mysql#character_set_name(),
Mysql#dump_debug_info() を追加。
- 2001-03-25
-
version 2.3.2a
- 2001-03-19
-
version 2.3.2
- 一定数(20回) MysqlRes オブジェクトを生成したら、強制的に GC するようにした。
- Mysql#escape_string(), Mysql#quote() は mysql_real_escape_string() を使用するようにした。
- 2000-09-02
-
version 2.3.1
- Mysql#initialize() を追加(Ruby 1.6 対応)。
- 2000-07-22
-
version 2.3.0
- MysqlRes#free() を追加。
- Mysql#initialize(), MysqlRes#initialize() を有効にした。
- true を返していたメソッドを、self を返すようにした。
- 2000-05-27
-
version 2.2.1a
- test.rb を引数でパラメータを指定できるようにした。
- 2000-05-10
-
version 2.2.1
- データベースからのデータを「汚染された」文字列に変更。
- テストスクリプト追加。
- 1999-09-28
-
version 2.2.0
- Mysql::init(), Mysql#options(), Mysql#real_connect() を追加。
- Mysql#field_count を追加。
- 1999-09-24
-
version 2.1.7
- MySQL 3.22.26 に対応。
- MysqlField#inspect() を追加。
- 1999-06-17
-
version 2.1.6
- 1999-06-12
-
version 2.1.5
- 1999-05-30
-
version 2.1.4
- 1999-04-13
-
version 2.1.3
- fetch_hash/each_hash の引数の数の定義が間違っていた。
- fetch_hash/each_hash に true を指定した時の項目名が欠けていた。
- NULL値の項目があると fetch_hash/each_hash の動きがおかしかった。
- 1999-02-01
-
version 2.1.2
- Mysql#refresh() と Mysql::REFRESH_* を追加。
- MySQL 3.21.xx にも対応(させたつもり…)。
- 1999-01-24
-
version 2.1.1
- MysqlError#error(), MysqlError#errno() を追加。
- MysqlError::CR_* を追加。
- 1999-01-17
-
version 2.1
- fetch_hash, each_hash を C ソースに移動。
- MysqlField#hash() を追加。
- escape_string, get_client_info をオブジェクトメソッドとしても使えるようにした。
- 1998-11-29
-
version 2.0.1
- fetch_hash, each_hash に with_table 引数を追加。
- やっぱり get_* メソッド名も C API と同じにした。
- mysql-compat.rb を alias で書き直した。
- Mysql の定数 CLIENT_* が MysqlField の定数になっていた。
- 1998-11-15
-
version 2.0
- メソッド名を C API と同じにした。
- C++ でも通るように書き直した。
- 1998-08-13
-
version 1.0
作者
e-mail: とみたまさひろ tommy@tmtm.org
http://tmtm.org
TOMITA Masahiro
Last modified: Sun Feb 1 17:48:26 JST 2009