|
sylpheed-jp:2834
From: Hiroyuki Yamamoto <hiro-y@xxxxxxxxxx>
山本です。
現時点ではドキュメントに記されていないが、有用と思われる情報を適当にメモ
してみました。 README に書いてあるものもありますが、付属のドキュメントは
読まれない運命にあるようなので^^;、ついでに書いておきます。
* ファイル名のエンコーディング
GTK2 は内部コードが UTF-8 となっており、デフォルトではファイルシステム上
のファイル名を UTF-8 として扱います。そのため、以前から EUC-JP 等で日本
語のファイル名やディレクトリ名を作成していた場合は正しく扱えません。ファ
イル名をロケールエンコーディングとして扱いたい場合は、以下の環境変数を指
定する必要があります。
(ロケールに応じて自動的に設定)
G_FILENAME_ENCODING=@locale
(直接指定)
G_FILENAME_ENCODING=EUC-JP
ちなみに、 GTK+ 2.4.14 付属の README では @local になっていますが、これ
は誤りです(指定するとバグでファイル選択ダイアログが暴走します)。
* フォントの設定
GTK2 版 Sylpheed では、 UI に使用されるフォントは ~/.gtkrc-2.0 で設定し
ます。 Sylpheed のみに適用したい場合は ~/.sylpheed-2.0/gtkrc を使用しま
す。具体的には以下のように記述します。
------------------------------------
gtk-font-name = "Kochi Gothic 12"
------------------------------------
特定のウィジェットに対して設定したい場合は、以下のように記述します。
------------------------------------
style "default" {
font_name = "Kochi Gothic 12"
}
class "GtkCTree" style "default"
------------------------------------
GTK1 版とは違い、ボールド体や大小のフォントはこのフォントから自動的に生
成されます。ただし、 Xft と fontconfig に以下のパッチを当てないと、ボー
ルド専用フォントが存在しない限りボールド体は表示できません。
http://www.kde.gr.jp/~akito/xft/patch_xft.html
http://blog.goo.ne.jp/ikunya/e/03b9306bfd19a1e9469ab1f59af272a6
(deb package)
* 設定の移行について
GTK2 版 Sylpheed の初回起動時に ~/.sylpheed/ が存在する場合は文字コード
を UTF-8 に変換して ~/.sylpheed-2.0/ に移行します。足永さんの sylpheed-
gtk2 は GTK1 版と同じディレクトリを使用しているため、同様に移行が行われ
ます。
* キャッシュについて
GTK2 版のサマリキャッシュと GTK1 版のそれは、仕様変更のため互換性がない
ので、アップグレード後フォルダを最初に開いたときに以前のサマリキャッシュ
を破棄して作成し直します。そのため、フォルダを最初に開いたときは表示が非
常に遅くなりますが、2回目以降は通常の速度で表示されます。
一度ツリーのトップで「フォルダツリーを再構築」を行うと、ディレクトリエン
トリが OS にキャッシュされるため、多少速度低下は軽減されるかもしれませ
ん。
キャッシュの仕様変更は将来も何度か行われる可能性がありますが、その度に
キャッシュは自動的に作りなおされます(0.x の時にも何度かありました)。
--
Hiroyuki Yamamoto <hiro-y@xxxxxxxxxx>
|